なぜ、飲食店のソフトドリンクと言えば「烏龍茶」なのか
なぜ、ウーロン茶なのか
飲食店のソフトドリンクのメニューにあるお茶と言えば、ほとんどが「ウーロン茶」と決まっていますね。
別に緑茶や麦茶でも良さそうなものですが、なぜウーロン茶なのでしょう。
ネット上にあった情報をもとに、仮説を立ててみようと思います。
仮説その① ウーロンハイやカクテルにも使えるから
焼酎の緑茶割りなんてものもあるにはあるのですが、ウーロンハイほど市民権を得ていないような気がします。
それに、ウーロン茶を使ったカクテルのレシピは意外と多くあるのです。カシスウーロン、カルーアウーロン、ピーチウーロンなどなど・・・。
つまり、使いまわしが出来て、置いていれば必ず売れるからどこの店でも置いている。
仮説その② お酒を飲んでいるような気分になれるから
ウーロン茶の濃い茶色。まるで度数の高いブランデーのような深みがあります。緑茶や麦茶では、この雰囲気は出せないでしょう。
お酒を飲めない人は、それこそウーロンハイを飲んでいる振りが出来ますしね。
仮説その③ 脂っこいメニューに合うから
外食というとオイリーなメニューが多くなりがちです。そんな脂っこいメニューに一番合うお茶と言えば、やはりウーロン茶ですね。
ウーロン茶のさっぱりとした味わいは、肉料理や揚げ物のコッテリ感を流して口の中をすっきりさせてくれます。味の問題だけでなく、烏龍茶ポリフェノールの効果で実際に脂肪の吸収を抑えてくれます。
仮説その④ 緑茶や麦茶ではオカネが取れないから
食後にあたたかいお茶をふるまってくれるお店は多いです。このお茶はたいてい緑茶やほうじ茶ですが、基本的に無料で提供されます。
冷たい麦茶はお冷と同じように、やはり無料で提供されている場合があります。
つまり、緑茶や麦茶はタダで飲めるもの、という認識を持つ人が多いので、これをメニューに載せてお金を取ることはできない。ということです。
何はともあれ、烏龍茶おいしい
私も居酒屋ではビールなどを中心に飲みますが、最後のシメにウーロン茶を注文します。お酒を飲んだ後の冷たいウーロン茶は体に染み渡るようにしみじみ美味しいものです。